ガラパゴス化
パソコンや携帯電話でよく『ガラパゴス化』という言葉を聴きます。
日本市場の特異性と閉鎖性を取り上げ、否定的な意味合いで用いられる「ガラパゴス化」。
1,高度なニーズにもとづいた製品・サービス市場が日本国内に存在する。
2,一方、世界には日本国内とは異なる品質や要求水準の低い市場が存在する。
3,日本国内の市場が高い要求にもとづいた独自の進化をとげている間に、世界では要求水準の低いレベルで事実上の標準的な仕様が決まり、拡大発展する。
4,気がついた時には、日本は世界の動き(世界標準)から大きく取り残されている。
ということらしいですが、日立コンサルティングの芦辺氏がそれを逆手にとった『超ガラパゴス戦略』という本を出されました。
戦略的に、強みを生かした『残すもの』と『捨てるもの』 を見極め、世界でも類を見ない『進化した市場』をいかし、諸外国に負けないよう世界市場を見据えたビジネス活動に取り組むことが出来るといった内容だそうです。
確かにピンチはチャンスともいいますし。今度詳しく読んでみます。